代表のあいさつ
あと少しで落ち着く、さすがに年内には収まる……という思いが、結局希望的観測にすぎなかったコロナ禍当初。その時ほど、24年に亘ってこの小さな会社を率いてきた経験に感謝したことはありませんでした。
なぜなら「乗り越えられない困難はない」という真実を、疑うことなく全スタッフに説き、悲観せず、絶望することもなく、「とにかく動くことよ!」と大きく旗を振りながら列の先頭に立てたのは、幾多の困難を乗り越えた過去があったからこそだからです。
荒れ狂う嵐に巻き込まれて大波が小舟を飲み込む一方で、海底から掘り起こされたものが浜辺に残され、新しい様相を見せることがあります。
2021年、世界中がコロナ禍という時代の大波に翻弄されるなか、デジタル・リモート・ダイバーシティという新しい仕組みが浮上し、生活の主役に駆け上がってきたのです。
そこで弊社です。創業期からこれらの仕組みをすべて取り入れ、生かし、強みにしてきた私たちは、リモート通訳でも、遠隔研修でも、はたまたリモートを駆使した海外コンサルティングでも、違和感なく、スムースにサービスを提供し続けることが出来ました。
そればかりか幸いにも私たちは、多くのクライアント様やパートナーの皆様からたくさんのご支持をいただけました。それは弊社が提供するサービスがコロナ禍においても“コーディネータやコンサルタント、講師の顔が見えるサービス”だったからだと自負しております。
デジタルであっても、リモートであっても、そしてポストコロナであっても。
あなたがいてくれて良かった−―クライアント様やパートナーの皆様から頂いたその言葉が、弊社スタッフの勲章となりました。
2022年もそんな勲章をひとつでも多くいただけたら、と全メンバー願っております。
代表 桃原 則子